大阪護国神社2015年09月27日 16時07分54秒


「平和安全法制は国民の命と平和な暮らしを守るために必要なもの。安全保障環境が厳しさを増す中、法案の成立によって、子供たちに平和な日本、安定した繁栄した日本を引き渡していくことができると確信している」(安倍晋三総理大臣)

大阪護国神社の祭神は
大阪出身あるいは所縁のある
十万五千余柱の英霊
戦後のGHQによる神道指令によって
仁徳天皇に置き換えた時期もあるが
昭和27年サンフランシスコ講和条約の締結後
再び英霊たちが祭神として復活した

広々とした境内が清々しい
昭和天皇 今上天皇も参拝された
戦後の大阪の歴史を伝える
意義深い神社だ

境内にはたくさんの慰霊碑が並び
戦争で亡くなった諸先輩たちを偲ぶことができる
ここ数年の間には新たに
特攻兵の碑が建つなど
「戦後」は未だ
延々と継続していることが実感出来る

日本は
戦争をしない国だと
てっきり思ってたのに
憲法があるために戦争することができない国
だったらしい
戦争をしない国を続けるためにはではなく
戦争をできる国にするためにはが
いつしか
論点になってしまった

どうやら
長い間戦争をしなかったので
誰も戦争がわからなくなり
戦争を火事に例える大人が現れ
例える方も例えられる我々も一様に
ますます馬鹿を晒す

歴史が喜劇として繰り返される
笑える結末はどうにも期待できないが
慰霊碑だの神社だのを
性懲りもなくまた建て続けるのだろうか

思想のない無根拠な言葉の羅列で
誰の心が動くだろう
自分の頭で考えて
自分の言葉で言ってくれないと
何を言ってるのか
さっぱりわからない

思考は放棄され短絡するこの時代
深い思索の中で紡ぎ出される
言葉を聞きたい

「もしも おれが呼んだら
       花輪をもって遺言をきいてくれ
 もしも おれが死んだら世界は和解してくれ
 もしも おれが革命といったら
          みんな武器をとってくれ」
(「恋唄」吉本隆明)

大阪護国神社

大阪護国神社

大阪護国神社

大阪護国神社

大阪護国神社
大阪府大阪市住之江区南加賀屋1-1-77

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