東京大神宮2013年11月16日 17時24分00秒

記紀神話の冒頭に描かれる世界の始まり
最初に出現するのが
天之御中主神アメノミナカヌシノカミ
高御産巣日神タカミムスヒノカミ
神産巣日神カミムスヒノカミ
の三柱

造化三神と呼ばれる神様達だが
彼等は今ひとつ人気がない
日本には八百万の神がいるのに
それらは実は元は一つなのだという理屈
たくさんの部族を統べるための屁理屈
政治の臭いがプンプンする

明治13年明治天皇のご裁断を仰ぎ
日比谷に伊勢神宮の遥拝所が建設される
後に飯田橋に遷るこの神社
天皇はアマテラスの直系であるという理屈
だから天皇の下に民衆は服従せよという屁理屈
政治の臭いしかしない

大正8年には朝鮮に
アマテラスと明治天皇を祀る
朝鮮神宮が建設される
政治以外の何ものでもない

とは言えこの東京大神宮
アマテラスと造化三神に加え
外宮のトヨウケヒメと
アマテラスの鎮座地を探し彷徨い続けた
倭姫命ヤマトヒメノミコト
が勢揃いするある意味
本家伊勢神宮よりも強力な神社なのだ
縁結びなんて御手の物である

それにしても
此処はいつ来ても若い女達が行列している
若くないのもいるが
読んでも理解できなかった
故吉本隆明氏の共同幻想論を
解ったような気にさせてくれる

そんな訳で
毎回躊躇していた
女達の行列に
今日はオッサン一人
並んでみる事にする



東京大神宮
東京都千代田区富士見2-4-1

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